今回の記事では
文字式の表し方の演習問題編です。
文字式の表し方のルールについては
こちらの記事をご参考くださいね。
問題演習~文字式の表し方~
次の式を文字式のきまりにしたがって書きなさい。
ちょっと多いですが
これらが全部解けるようになれば大丈夫ですね^^
では、挑戦してみてください!
今回の問題はこちらの動画内でも解説しています(^^)
問題を解説!
それでは1問ずつ解説をしていきますね。
答え合わせしていきましょう。
(1)x×x×x
こちらの問題は文字式のきまりに従って
×を省略、同じ文字は累乗の形にしましょう。
よって
(2)a×4×b
×の文字を省略
数字⇒文字の順番に書いて
文字はアルファベット順に並べ替えます。
よって
(3)x×(-2)×y
これも(2)と同様に解くことができますね。
×を省略して
(-2)は前に持ってきます。
文字はアルファベット順に並べ替えて
(4)y×y×x×5×x×y
×を省略して
数字⇒文字の順番に書きます。
同じ文字があるので累乗の形にしましょう。
よって
(5)(x-y)×4
かっこの式と数をかける場合
数はかっこの前に持ってくるようにしましょう。
(6)a÷3
割り算の記号も省略して、分数の形にします。
割る数(割り算の後ろの数)が分数の下に来るんでしたね。
なんで割る数が下に来るんだっけ?
という方は下の式を参考にしてみてください。
(7)a÷(-4)
こちらも割り算なので分数の形に表します。
ただし、負の数を分数で表す場合には
このように符号を分数の前に出すことを
忘れないようにしておいてくださいね。
(8)(y+8)÷4
かっこの付いた式を分数で表したとき
分子がかっこの式しかないときは
かっこを省略して表しましょう。
こうならないように注意してくださいね。
(9)a×5÷b
掛け算と割り算が混じってきましたね。
まずは割る数を逆数にして掛け算にしてみましょう。
すると
掛け算と割り算が混じっている状態だと
ややこしくなってしまうので
一旦、すべて掛け算に変えてから
×を省略するという手順でやってみてください。
(10)a÷b÷b
割り算が一つだけであれば
すぐに分数にできるのですが
2つ以上出てくるとややこしくなってしまいますね
そういう場合は(9)と同じように
割り算は逆数にして掛け算に変えてしまいましょう。
そうすればbは2つとも分母に来るということが分かりますね!
(11)x×y×x÷4
これもまずは割り算を掛け算に変えてしまいましょう。
すべて掛け算に変えてしまえば
あとは×を省略ですね!
(12)a×4-b÷8
掛け算、割り算は省略する決まりでしたが
足し算、引き算の+、-は省略してはいけません。
なので引き算の部分は置いといて
×と÷だけ省略していきましょう。
(13)(-2)×a-b×(-1)
こちらも(12)同様に
引き算は残しておいて
×を省略していきます。
この問題では
この変形も一つポイントですね!
かっこをはずすときに
かっこの前がマイナスであれば
かっこの中身の符号を変える!
でしたね^^
あれ?かっこのはずし方って?という方は
こちらも参考にしてみてください。
(14)(x+y)÷2-b×2÷a
今回は式が長いですね…
これが解けてた人は
文字式の表し方についてはもう大丈夫でしょう。
では、確認してみます。
引き算部分は残しておかないといけないので
省略していく部分はこんな感じですね。
それぞれを省略、分数の形にしていくと
このようになります。
正解できましたか??
以上、問題解説でした。
1つでも間違えた問題があれば
学校のワークや問題集を使って
同じような問題を繰り返し解いて
理解を深めていこうね!
文字式の表し方 問題演習のまとめ
まずポイントは
- ×は省略
- 文字はアルファベット順
- 数⇒文字
- かっこ×数 ⇒ かっこの前に数
- 割り算は分数の形
- マイナスは分数の前
- 分子にかっこだけの場合、かっこ省略
- 掛け算と割り算が混ざっているときは割り算を掛け算に変える
- 足し算(+)、引き算(ー)は省略できないので置いておく
文字式の表し方を身につけたら、次は文章題に突入!
みんなが苦手なパーセントや速さの表し方はすぐにマスターできちゃうから、サクッとやっちゃいましょう。
>【文字式】割合(パーセント)の問題をわかりやすく解く方法!
文字式の文章題をまとめて全部マスターしたい!という方は
>【文字式】数量の表し方、関係を表す式、単位の変換問題などを解説!
こちらのまとめ記事をどうぞ!
三番の省略が省力になってますよ
訂正しておきました!
ご指摘ありがとうございますm(__)m