「図形の平行移動」
についてまとめておきます。
平行移動ってどんな移動?
平行移動の作図ってどうやるの?
平行移動したときに重ねられる図形はどれ?
これらの疑問に対して、1つずつ答えていきますね(^^)
平行移動の特徴

平行移動とは、図形を同じ方向に同じ長さだけ動かす移動のことです。
形や向きを変えることなく、そのままスライドさせるって感じですね。
同じ方向、長さだけ動かすということから
それぞれの頂点が移動した線はすべて等しく、平行となります。
平行移動の作図
次の△ABCを矢印の方向に、同じ長さだけ平行移動させた三角形を作図しなさい。

まずは、矢印の移動を確認します。

右に7、下に1であることがわかりますね。
どれだけ動かせばよいのかを確認できたら
図形の各頂点を矢印と同じだけ動かしてやりましょう。

それぞれの頂点を動かすことができたら
あとは線で結ぶだけ!

これで平行移動の完成です(/・ω・)/
次の△ABCを点Aが点A’に重なるように平行移動させた三角形を作図しなさい。

こういった場合には、まずAからA’までどれくらい動かせばよいのかを考えます。

すると、右に6、上に2だけ動かせば良いことがわかりますね。
動かし方が分かれば、あとは頂点B、Cを同じように動かせばよいです。

ヨコにどれだけ、タテにどれだけ動かすのかを読み取る。
あとは各頂点を同じだけ動かして、それらを線で結ぶと平行移動の完成!
平行移動して重ねられる図形はどれ?
次の図において、アの図形を平行移動して重ねることができる図形を答えなさい。

どの図形と重ねることができるか?
これはよく出題される問題です。
ですが、平行移動はすごく簡単!
平行移動とは形、大きさを変えることなく
そのままスライドさせるという移動でしたね。
なので、アの図形をスライドさせながらピタッと重なる図形を探せばいいだけです。

すると、エの図形とピタッと重なることが分かりますね!
形、大きさを変えることなくスライドさせ、ピタッと重なる図形を見つける。
まとめ!
最後にもう1度、平行移動の特徴を確認しておきましょう!

平行移動とは、図形を同じ方向に、同じ長さだけ動かす移動のことでした。
同じ方向、長さだけ移動するということから
平行移動の作図では、移動している目盛りを数えて
各頂点を同じだけ動かしていけば簡単に作図することができます。
どの図形に重なるかという問題では
スライドさせてピタッと重なる図形を見つけていきましょう!
成績を上げて、志望校合格を勝ち取りたい中3生の方!
数スタの無料メルマガ講座で合格を勝ち取りませんか?
① 基礎力アップ!点をあげるための演習問題
② 文章題、図形、関数のニガテをなくすための特別講義
③ わからないを解決!質問対応サポート
④ オリジナル教材の配布など、様々な企画を実施!
今なら登録特典として、「高校入試で使える公式集」をプレゼントしています!

数スタのメルマガ講座を受講して、一緒に合格を勝ち取りましょう!
コメントを残す