今回の記事では
文字式の速さに関する問題について解説していきます。
割合と同様に苦手な人が多い単元なので、しっかりと理解を深めておきたいね!
割合(パーセント)の問題が苦手な人は
こちらの記事も参考にしてみてくださいね^^
今回の記事は、こちらの動画でも解説しています(/・ω・)/
道のり、速さ、時間の求め方
小学校でも習ったかと思いますが
ちゃんと覚えてますか??
ちょっと確認しておきましょう!
道のり = 速さ × 時間
速さ = 道のり ÷ 時間
時間 = 道のり ÷ 速さ
こうでしたね。
覚えてましたか?
ん、覚えにくいって??
確かにややこしいですが…
まぁ、速さの公式が覚えれないという方にはこういう覚え方もありましたね
「み・は・じ」という表を使った覚え方!
み…道のり
は…速さ
じ…時間
をそれぞれ表しています。
この表をどのように使うかというと
例えば、道のりの求め方を知りたいと思えば
求めたい道のりの「み」の部分を指で隠すと
は × じ の部分が残ります。
つまり
ということが、この表から分かりました。
同じように
速さを求めたいときには「は」を隠して
「み」と「じ」の残った部分を見て
ということが表から分かります。
※道のり÷時間でもOKなんだけど、中学では分数で扱うことが多いから以後この形でいきますね。
時間を求めたいときには「じ」を隠して
「み」と「は」の残った部分を見ると
ということが表から分かります。
このように
みはじの表を使えば
速さの公式は覚えておかなくても
その場で思い出すことができます。
私は今でも
この「み・は・じ」の表を使って思い出すことがありますね(^^)
とっても便利です。
練習問題で理解を深めよう!
それでは、先ほど紹介した公式を実際に使ってみましょう。
問題
時速30㎞で、x時間進んだときの道のりは?
今回求めたいのは、道のりですね。
道のり = 速さ × 時間 に当てはめていきましょう。
問題から
速さ ⇒ 時速30㎞
時間 ⇒ x時間
ということが読み取れるので
道のり = 30 × x = 30x (km)
となりました。
問題
a mの道のりを8分で歩いたときの速さは?
今回求めたいのは、速さですね。
速さ = 道のり / 時間 に当てはめていきましょう。
問題から
道のり ⇒ a m
時間 ⇒ 8分
ということが読み取れるので
速さは
となりました。
問題
15㎞の道のりを時速x ㎞で歩いたときにかかる時間は?
今回求めたいのは、時間ですね。
時間 = 道のり / 速さ に当てはめていきましょう。
問題から
道のり ⇒ 15km
速さ ⇒ 時速x ㎞
ということが読み取れるので
時間は
となりました。
問題
片道x ㎞の道を、行きは時速5㎞、帰りは時速7㎞の速さで往復したときの時間は?
ちょっと応用問題ですね。
往復の時間を問われているので
行きの時間
帰りの時間をそれぞれ求めて合計する必要があります。
まず、行きの時間を求めます。
道のり ⇒ x㎞
速さ ⇒ 時速5㎞
よって行きの時間は
帰りの時間は
道のり ⇒ x㎞
速さ ⇒ 時速7㎞
よって帰りの時間は
往復の時間は行きと帰りの時間を合わせて
となります。
文字式の加減を習っている方は
それぞれの時間の和を計算して
ここまで出しておきましょう。
文字式 速さの問題まとめ
文字式の速さの問題では
以下の速さの公式をしっかり活用する必要があります。
だけど、万が一
公式を忘れてしまっても
「み・は・じ」の表を覚えておけば
速さの公式はその場で思い出すことができます。
「み・は・じ」の表はとっても便利なので
絶対に覚えておきましょうね!
文字式の文章題は他にも盛沢山
割合や平均についてもマスターしておきましょう。
>【文字式】割合(パーセント)の問題をわかりやすく解く方法!
まとめて全部やってやるぜ!という方はこちらのまとめ記事をどうぞ
>【文字式】数量の表し方、関係を表す式、単位の変換問題などを解説!
速さの表し方を解説!←今回の記事
ありがとうございます 定期試験前で困っていました。感謝します
お役に立ててよかったです!
試験が上手くいくことを願ってます!
ありがとうございます。速さは答える時()ってつけるのかなーって思ってこれみてみました。
ありがとうございます。予習に役立ちました
定期テストがもう少しで始まるところなのでありがとうございます