勉強やらなきゃいけない。
そんなことはわかっているんだけど
自分は何のために、勉強やっているんだっけ
そうやって考えれば考えるほど、手は止まり勉強に対するモチベーションは下がってしまうものです。
誰もが勉強に対するこのような悩みを経験する訳ですが、先輩たちはどのようにしてこの停滞期を乗り切ったのでしょうか。
そこには…
先生、親、友達、恋人…
いろんな人からの転機となる言葉がありました。
アイツのあの一言があったから頑張れた。
自分は変われた!
たった一言の言葉で、勉強に対するモチベーションを上げることができた。
そんな経験を持っているそうです。
そこで、今回の記事では先輩たちが『自分を変えることができたアイツの言葉』についてインタビューしてきました。
今、勉強で悩んでいる人にはぜひ見てもらいたい内容となっています。
みんなのエピソードを読み終わったときには
自分も頑張ろう!!
と、モチベーションが上がること間違いなしです(^^)
学校の先生からの言葉
自分に返ってくるよ
高校の担任からの言葉
がんばったことに無駄な事は一つもない。
今結果がでなくてもその努力は積み重なって自分に返ってくるよ。
この頃の私はがんばって勉強しても模試の結果が悪く、受験勉強に行き詰まってしまって何もかも投げ出したい気持ちになっていました。
個別相談会の時に落ち込んでいる私の様子を見て、先生がこの言葉を私に投げかけてくれました。
この言葉を聞いて、先生は私が努力してきたことを認めてくれてるんだと、とてもうれしい気持ちになりました。
この言葉のおかげで、それから先のつらい受験勉強を乗り切ることができてました。
無事に希望する大学に合格することができて、先生にはとても感謝しています。
今でも苦しい事があると、「がんばったことに無駄な事はない。」という先生の言葉を思い出して乗り切っています。
いつ実行されますか?
中学時代の化学の先生からの言葉
元素記号の小テストが毎回あって、反省コメントを書かなければいけなかったのですが私は毎回「次は頑張りたいです」と心に全くない言葉を記入していました。
そんな私のやる気のなさは先生にも伝わっていたようで、ある日テストの反省コメントの隣に先生からの返事があり、そこには「次頑張るって反省は、いつ実行されますか」と書いてあったのです。
その先生の言葉にムカッときた私は、見返したくなり本気で勉強をし次の小テストでは100点を取ったのです。
そんな私を見て、先生は満面の笑みで「頑張ったね」と言ってくれました。
先生のありきたりの言葉ではなく、本心からの言葉でやる気がでたことを覚えています。
厳しい言葉をかけてくれた先生には今でも感謝しています。
今回…次も…
教科指導の先生からの言葉
テストを返されたときに…
今回勉強がんばったな、次もがんばれよ
このままではまずいと思い、テスト前に一生懸命勉強をしました。
結果は平均点よりも少し高いぐらいの点数でしたが、テストを返した時に先生ががんばったなと言ってくれました。
普通がんばったなといったらクラスで一番の点数をとったとかそういう人に言うものだろうと思っていましたが、言ってもらえたので生徒のがんばりをきちんと見てくれているんだなとうれしい気持ちになりました。
あとは、勉強したことによって分かることが増えて頭が少し良くなった気がしました。
分かれば興味が持てますし、うれしくなります。
勉強は嫌いでしたが、この言葉をもらって少しは勉強が好きになりました。
今やってる勉強は…
塾の英語教師からの言葉
将来絶対役に立つから!今やってる勉強は無駄じゃない。
勉強はずっと先の未来の自分のためにするんだ。
自分の中で勉強する意味が分からなくなって、全くやる気が出なかった時のことです。
当時通っていた塾で英語の先生が、今やっている勉強がいかに将来への投資になるか、熱く語ってくれました。
目の前の今やらなければいけないことや覚えなければならないことに囚われて、勉強の本質を忘れていたなとハッとしました。
それ以来、勉強が辛くなってきたら将来何をしたいか、そのためには何が必要か具体的な夢を想像することにしました。
特に英語は苦手な教科だったのですが、将来英語が話せたらかっこいいなとか、海外旅行に行きたいとか、楽しいことや嬉しいことを想像することで勉強する気になったし、モチベーションが上がりました。
いまできること
先生からの言葉
友だちと比較して、自分はできているかどうかなど、余計なことばかり気にしていました。
数学はとくに不得意で、なかなか先に進めない自分に腹立たしさを感じていました。
そんなとき、ご年配の先生が「いまできることだけやればいいよ」と言ってくれました。
それを聞いたとき、肩の荷がすっと降りました。
先生は続けて「先のことを考えなくてもいいから、目の前にあることをひとつひとつ理解しなさい。友だちのことは見なくてもいいから、自分がやるべきことだけに集中しなさい」とおっしゃってくれました。
目の前の課題にひとつずつ取り組むことで、前に進めるようになりました。
穴を掘る方法を探せば
塾の先生からの言葉
100個穴を掘る方法を探せばいい。
80個見つかっているなら、あと20個探すだけだ。
テストの点数がなかなか伸びずに悩んでいた時に言われた言葉です。
もともと頭が良くなくて、60点台だった点数を塾にはいったおかげで80点台までとれるようになりました。
でもそこからなかなか伸びなくて、やっぱり私は頭が悪いと思っていた時に、先生に言われました。
君はもう、80個の穴が掘れるようになっているのだから、あと20個の穴をどう掘ったらいいかを考えればいい。全部を変える必要はないんだよ、と言われてちょっと肩の力が抜けました。
自分の勉強方法を全部否定するのではなく、自分の勉強方法にプラスするだけで、点数は伸びるとアドバイスをくれた塾の先生にはとても感謝をしています。
その先生のおかげで、偏差値も大幅に伸びて、志望校に合格をすることができました。
友人からの言葉
ピアノで生きていくしかないよ
数年ぶりに会った幼なじみからの言葉
〇〇ちゃんは、人生の選択肢がいっぱいあっていいねぇ
私は頭悪いしピアノしか弾いてこなかったから、ピアノで生きていくしかないよ
生まれて間もない頃から同じ団地で育った幼なじみの女の子。
なので、その子の生い立ちや性格などもよく知っていたので[選択肢があっていいね]と本気で羨ましがっている友達の姿はとても心に残りました。
幼なじみの女の子は昔から決して勉強ができた方ではありませんでした。
私は勉強適当にしても、そこそこできるタイプ。
高校で進路に色々迷いながら何になりたいかもはっきりせず、自分にイライラしていたときに聞いた言葉だったので、すごく客観的に自分を見つめ直す機会になりました。
幼なじみと比べたら勉強が多少できた私は、すごく幸せな悩みを抱えていたのだと気が付きました。
なので、それからは自分の将来をもっと真剣に、より具体的に考えるようになりました。
失礼だよ!
幼馴染からの言葉
高校3年生の秋頃、部活を引退し進路も希望の学校も決まりあとはラストスパートをかけて勉強して受験に挑むだけ!
という時期に病気で1ヶ月ほど学校に行けない時期がありました。
勉強を出来ない環境でただボッーとしている事しか出来ない毎日にみんなに差をつけられる恐怖と共に、「自分は何のために勉強してるんだろう」「毎日しんどい思いをしてこんなに焦って何がしたいんだろう」などマイナスな事をら考える時間が多くなりました。
そんな時、幼稚園の頃からずっといっしょの幼馴染がお見舞いに来てくれて今の気持ちやこれからの事など様々な事を話しました。
その時に言われた言葉が「ここで諦めたら今まで頑張ってきた自分自身に失礼だよ」です。
「これから夢や目標は変わるかもしれないけどここでやめたら今まで頑張ってきた自分自身を否定することになってしまうよ。そんな事はしないで欲しい」と。
親にも話せなかった事を話せた爽快さと、私を引き上げてくれようとするその気持ちに「私は何をしてるんだ」とハッとさせられました。
その後、無事に志望校に合格し今は小さい時から変わることなくずっとあこがれていた仕事につくことができ毎日楽しく働いています。
あの友人の言葉がなかったら今の私は無いかもしれません。
今でも辛いことがあると「ここで諦めたら今まで頑張ってきた自分自身を裏切ることになる。もう少しできるはず」と自分を奮い立たせる言葉としてこの言葉を思い出してもうひと頑張りするのです、、。
恋人からの言葉
格好良くない?
高校時代お付き合いしていた彼女からの言葉
高校時代、お付き合いしている彼女がいました。
ただ、彼女はとても綺麗な上に、学年トップの成績を誇っていて、授業料免除の、特待生でした。
かたや私は野球部に属していて補欠、そして成績は真ん中くらい、と良いところが全くありませんでした(ついでに背が高い訳でもなく、イケメンという訳でもありません)。
ただ、彼女はそんな私にも嫌な顔を全くせず、ごく普通に付き合ってくれていました。
試験が迫って来た頃、彼女と勉強していましたが、私はわからないところだらけで、本当にやる気がなくなってきました。
そんな姿を見て彼女は「ねえ、特待生同士で付き合っていたら皆どう思うかな。特待生カップルって格好良くない?テレビのドラマみたい。」とイタズラぽく笑ってました。
私はその言葉に一気にやる気にスイッチが入り、流石にトップは無理でしたが成績が一気に上がりました。彼女に助けられました。
スポーツ選手の言葉
努力とは呼ばない
王貞治さんの言葉
もし報われない努力があるのならば、
それはまだ努力と呼べない。
そんな時の原因というのは大きく分けて2つあると思うんです。
1つ目はこの言葉通り、努力が全然足りていない時。
いわゆる自分自身では“努力しているつもり”になっている時です。
2つ目は『間違った努力』
これが怖い。
間違った努力が正しい結果を生むことはありません。
私が学生時代によくやっていたのは、書いて覚えること。
何度も何度も書いて頭に叩き込むというやり方なのですが、漢字の書き取りや英単語の綴を覚えるのには有効でしょうが、歴史の年号などを覚えるのには不向きです。
書いて覚える暇があるなら、記憶に定着しやすい語呂合わせなどを考えた方がより効果的だからです。
まとめ
言葉の力は大きいです。
その言葉には相手の気持ち、想いが強く込められているから人を動かすだけの力を持つ訳ですね。
そして、その言葉を受け止めることができるかどうかも大切なポイントな気がします。
どれだけ想いのこもった言葉であっても、それを受け止めるだけの心を持ち合わせていないと意味がありません。
勉強に悩んで、どうしていいか分からない…
そんなときには、周りの人の言葉に耳を傾けてみると解決策が見つかるかもしれませんね(^^)
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