今回はWordを使って、数学教材で使えるような扇形の作成方法について解説していきます。
完成イメージ図はこんな感じ!
扇形の中心角を45°、60°などと設定する方法についても解説しておきます。
独学でやっているため、ちょっと特殊なやり方かもしれませんが参考になる部分があれば嬉しいです(^^)
まずは弧を作成
画像の円弧を挿入して、扇形の弧の部分を作成します。
Shiftキーを押しながら、拡大すれば形を変えることなく大きさを変えれます。
この後の作業をやりやすくするため、円弧に塗りつぶし設定をしておきます。
色はご自身が見やすいものがいいですね。
中心角を設定する
次の扇形の中心角を設定します。
ここの作業がちょっと面倒です(^^;)
どこかに数値を入力して、簡単に角度設定できれば良いのですが…
かなり原始的な方法を使って角度を設定していきます。
中心角を60°にしたい場合
正三角形を作図し、角を合わせていきます。
すると、扇形の中心角を60°にすることができます。
同様に120°の角も作れますね。
中心角を45°にしたい場合
直角二等辺三角形を作図し、角を合わせていきます。
このような感じで、扇形の中心角を正確に設定したい場合には他の図形と組み合わせながら調整しています。
もっと簡単にやる方法があるよ
という場合は教えて欲しいです(^^;)
中心角を細かく設定したい場合
中心角を更に細かく、72°や33°とかに設定したい場合
直線を作図し、設定したい角度だけ回転させます。
直線を挿入した後、「図形の書式設定」⇒「Z方向に回転」から角度を指定して回転させてください。
あとは、回転させた直線に合うように扇形の中心角を調整すればOKです。
扇形の半径と中心角を作る
中心角の設定ができたら、次に半径と中心角の部分を仕上げていきます。
まずは、直線を挿入し半径部分を作ります。
次に、円弧で挿入した扇形部分をコピペして縮小させたものを中心角として利用します。
ここまできたら、円弧の塗りつぶしを解除しておきましょう。
そうすれば大体の形は完成となります。
半径、中心角の情報を入れる
最後は必要に応じて、半径の長さや中心角の大きさを入れていきます。
辺の長さを入れるときには、円弧を点線にしたものを挿入。
扇形の半径に合うよう、イイ感じに調整してください。
その上に、白く塗りつぶし設定をしたテキストボックスを置いて長さを入力します。
同様に、テキストボックスを使って中心角の値も入力します。
中心角のところでテキストボックスを使う場合には、塗りつぶし設定をなしにしておいた方がよいです。
塗りつぶし設定があると、他の線を消しちゃう可能性があるので注意してください。
以上で扇形の完成です!
Wordで扇形作成のまとめ
お疲れ様でした!
数学の教材を作る場合、扇形の画像は必須になるかと思います。
まずは1個、扇形の図形を作ってしまえば
あとはそれを素材として、長さを調整したり、情報を変更したりするくらいでいろんな扇形を作成することができるようになります。
面倒だとは思いますが、まずは1つオリジナルの扇形を作成してみてください(^^)
そして、もっと簡単に作る方法があれば教えていただきたいw
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